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源氏物語&古典🪷少納言の独り言

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空蝉の弟の小君に出鱈目を言って、恋の使いにする源氏💦〜つれない空蝉 小君と添い寝する源氏【源氏物語29 第2帖 箒木18 完】小君の活躍で紀伊守の屋敷に忍び込むも、女君は心が揺れながらも受け入れない。

「昨日《きのう》も一日おまえを待っていたのに出て来なかったね。

 私だけがおまえを愛していても、おまえは私に冷淡なんだね」  

恨みを言われて、小君は顔を赤くしていた。

「返事はどこ」

小君はありのままに告げるほかに術《すべ》はなかった。

「おまえは姉さんに無力なんだね、返事をくれないなんて」

そう言ったあとで、また源氏から新しい手紙が小君に渡された。

「おまえは知らないだろうね、

 伊予の老人よりも私はさきに姉さんの恋人だったのだ。

 頸《くび》の細い貧弱な男だからといって、

 姉さんはあの不恰好な老人を 夫に持って、

 今だって知らないなどと言って 私を軽蔑しているのだ。

 けれどもおまえは私の子になっておれ。

 姉さんがたよりにしている人はさきが短いよ」

と源氏がでたらめを言うと、

小君はそんなこともあったのか、

済まないことをする姉さんだと思う様子をかわいく源氏は思った。

 

💐つれない人妻の空蝉に接触を図るために、

弟の小君を籠絡せしめる源氏。

しれっと適当なことを言って 素直な子どもを恋の使いにする。💐

 

純真な子どもにデタラメ言うたらあきまへん💢

人の旦那様を、伊予の老人🍊って💦

源氏は、自分のことを首の細い貧弱な男と評しております。
平安時代は、下膨れでぽってりが貴族のイメージですが、
源氏は、すらっとしてたのでしょうか☺️

 

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