光る君の恋の流儀
【源氏物語592 第18帖 松風16】紫の上は、桂の院に明石の人を迎えたと気づくと 嬉しいこととは思えず、仙人の碁を見物していた木こりの斧が朽ちていた逸話で不愉快な思いを伝えた。 夫人は桂の院という別荘の 新築されつつあることを聞いたが、 そこへ明石の…
【源氏物語 25 第2帖 箒木14】眠れぬ源氏は 紀伊守の継母の寝室に入っていく。優しく声をかけるが、女君は当惑し 人違いだと言う 「あなたが中将を呼んでいらっしゃったから、 私の思いが通じたのだと思って」 と源氏の宰相中将《さいしょうのちゅうじょう》…
つれない空蝉 小君と添い寝する源氏【源氏物語29 第2帖 箒木18 完】小君の活躍で紀伊守の屋敷に忍び込むも、女君は心が揺れながらも受け入れない。 「姉さんは私をよほどきらっているらしいから、 そんなにきらわれる自分がいやになった。 そうじゃないか、 …
つれない空蝉 小君と添い寝する源氏【源氏物語29 第2帖 箒木18 完】小君の活躍で紀伊守の屋敷に忍び込むも、女君は心が揺れながらも受け入れない。 いつものように酔った従者たちはよく眠っていたが、 源氏一人はあさましくて寝入れない。 普通の女と変わっ…
幼い女王を将来の結婚相手として望む【源氏物語 64 第5帖 若紫 8】 姫を将来の結婚相手として引き取りたいと申し出る源氏 戸惑う尼君 「お母様をお亡くしになりましたお気の毒な女王さんを 、 お母様の代わりとして私へお預けくださいませんでしょうか。 私…
空蝉の弟の小君に出鱈目を言って、恋の使いにする源氏💦〜つれない空蝉 小君と添い寝する源氏【源氏物語29 第2帖 箒木18 完】小君の活躍で紀伊守の屋敷に忍び込むも、女君は心が揺れながらも受け入れない。
「昨日《きのう》も一日おまえを待っていたのに出て来なかったね。 私だけがおまえを愛していても、おまえは私に冷淡なんだね」 恨みを言われて、小君は顔を赤くしていた。 「返事はどこ」 小君はありのままに告げるほかに術《すべ》はなかった。 「おまえは…
「昨日《きのう》も一日おまえを待っていたのに出て来なかったね。 私だけがおまえを愛していても、おまえは私に冷淡なんだね」 恨みを言われて、小君は顔を赤くしていた。 「返事はどこ」 小君はありのままに告げるほかに術《すべ》はなかった。 「おまえは…
方違え先の、人妻(伊予介いよのすけの若い後妻 空蝉 うつせみ) いきなり、ちょっかいを出す源氏 空蝉は、人間の掟《おきて》に許されていない恋に共鳴してこない。 「こんな御無理を承ることが現実のことであろうとは思われません。 卑しい私ですが、 軽蔑…
私はまだ女性に階級のあることも何も知らない。 はじめての経験なんです。 普通の多情な男のようにお取り扱いになるのを恨めしく思います。 光る君よ‥ 「こんな気持ち初めて」作戦かいっ(⌒-⌒; ) 母性本能に訴えかける あざとすぎやろ 聴く古典文学少納言チャ…
【源氏物語 第二帖 箒木】 初めの座敷へ抱いて行って女をおろして、 それから襖子をしめて、 「夜明けにお迎えに来るがいい」 と言った。 中将はどう思うであろうと、 女はそれを聞いただけでも死ぬほどの苦痛を味わった。 人妻を自室に拉致、 驚く侍女に放…
「あなたが中将を呼んでいらっしゃったから、 私の思いが通じたのだと思って」 と源氏の宰相中将さいしょうのちゅうじょう は言いかけたが、 女は恐ろしがって、 夢に襲われているようなふうである。 方違え先の人妻にいきなり手を出す光る君 おまけに、女房…
「逢ふことの 難《かた》きを今日に 限らずば なほ幾世をか歎《なげ》きつつ経ん どうなってもこうなっても私はあなたにつきまとっているのですよ」 ‥父帝のお妃、 つまり義理のお母さんの藤壺の宮に迫る光る君‥ やばすきですやん 光る君の恋の流儀 『光る君…
叱られた時 or振られた時 私はこんなにまで人から冷淡にされたことは これまでないのだから、 今晩はじめて人生は悲しいものだと教えられた。 恥ずかしくて生きていられない気がする 源氏物語 第3帖 空蝉、 人妻に手を出した上、つきまとう光る君 人妻につれ…