いつものように酔った従者たちはよく眠っていたが、
源氏一人はあさましくて寝入れない。
普通の女と変わった意志の強さの
ますます明確になってくる相手が恨めしくて、
もうどうでもよいとちょっとの間は思うが
すぐにまた恋しさがかえってくる。
「どうだろう、隠れている場所へ私をつれて行ってくれないか」
「なかなか開《あ》きそうにもなく戸じまりがされていますし、
女房もたくさんおります。
そんな所へ。もったいないことだと思います」
と小君が言った。
源氏が気の毒でたまらないと小君は思っていた。
「じゃあもういい。おまえだけでも私を愛してくれ」
と言って、源氏は小君をそばに寝させた。
若い美しい源氏の君の横に寝ていることが
子供心に非常にうれしいらしいので、
この少年のほうが無情な恋人よりもかわいいと源氏は思った。
~箒木 ははきぎ 完 ~
光る君よ‥
子どもの小君に、
人妻である姉の空蝉の恋の使いをさせ
無理難題をふっかけるのは、無茶ですよ💦
でも、空蝉の君のガードは硬い。
仕方ないから、
姉によく似た弟と添い寝する。
高嶺の花より、近くの愛らしい花ですかい?💦
可愛いをいとおしむ。
光る君、癒されたかったのね🌷
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