年をおとりになってからお持ちになった姫君が
孤児になって残っていることを何かのついでに命婦が源氏へ話した。
気の毒な気がして源氏は詳しくその人のことを尋ねた。
「どんな性質でいらっしゃるとか御容貌《ごきりょう》のこととか、
私はよく知らないのでございます。
内気なおとなしい方ですから、
時々は几帳《きちょう》越しくらいのことでお話をいたします。
琴《きん》がいちばんお友だちらしゅうございます」
「それはいいことだよ。琴と詩と酒を三つの友というのだよ。
酒だけはお嬢さんの友だちにはいけないがね」
こんな冗談《じょうだん》を源氏は言ったあとで、
「私にその女王さんの琴の音《ね》を聞かせないか。
常陸の宮さんは、そうした音楽などのよくできた方らしいから、
平凡な芸ではなかろうと思われる」
と言った。
〜身分は皇族の姫君👸
親を亡くし 心細く 琴だけを友にして ひっそりと暮らす‥
勝手に美女設定して、アタックする源氏🎯
手に入らない&逃げられると 追っかけて恋に夢中になる男心😅
ちなみに末摘花は紅花だそうです🌺
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