そのうち風が穏やかになり、
雨が小降りになって星の光も見えてきた。
そうなるとこの人々は源氏の居場所が
あまりにもったいなく思われて、
寝殿のほうへ席を移そうとしたが、
そこも焼け残った建物がすさまじく見え、
座敷は多数の人間が逃げまわった時に踏みしだかれてあるし、
御簾《みす》なども皆風に吹き落とされていた。
今夜 夜通しに後始末をしてからのことに決めて、
皆がそんなことに奔走している時、
源氏は心経《しんぎょう》を唱えながら、
静かに考えてみるとあわただしい一日であった。
光る君‥どことなく おじゃる丸感を醸し出しておりますな(。・ω・。)
嫌いじゃないぞ🤣
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