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源氏物語&古典🪷少納言の独り言

源氏物語&古典オタク 少納言のつぶやきでございます🪷

病気の乳母を見舞って 涙を流しながら優しい言葉をかける😢 みな感動してたのに、速攻 恋の狩人になる源氏😅切り替えはやすぎやろ💃〜第4帖 夕顔🌿

 

 

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「母や祖母を早く失《な》くした私のために、世話する役人などは多数にあっても、

私の最も親しく思われた人はあなただったのだ。

大人になってからは少年時代のように、 いつもいっしょにいることができず、

思い立つ時に すぐに訪ねて来るようなこともできないのですが、

今でもまだあなたと長く逢《あ》わないでいると 心細い気がするほどなんだから、

生死の別れというものがなければよいと 昔の人が言ったようなことを私も思う」

しみじみと話して、 袖で涙を拭《ふ》いている美しい源氏を見ては、

この方の乳母でありえたわが母も

よい前生《ぜんしょう》の縁を持った人に違いないという気がして、

さっきから批難がましくしていた兄弟たちも、

しんみりとした同情を母へ持つようになった。

 

源氏が引き受けて、 もっと祈祷《きとう》を頼むことなどを命じてから、

帰ろうとする時に 惟光《これみつ》に蝋燭《ろうそく》を点《とも》させて、

さっき夕顔の花の載せられて来た扇を見た。

よく使い込んであって、よい薫物《たきもの》の香のする扇に、

きれいな字で歌が書かれてある。

『心あてに それかとぞ見る 白露の 光添へたる 夕顔の花』

散らし書きの字が上品に見えた。

少し意外だった源氏は、風流遊戯をしかけた女性に好感を覚えた。

惟光に、 「この隣の家にはだれが住んでいるのか、聞いたことがあるか」と言うと、

惟光は主人の例の好色癖が出てきたと思った。

「この五、六日母の家におりますが、病人の世話をしておりますので、

隣のことはまだ聞いておりません」

惟光《これみつ》が冷淡に答えると、

源氏は、

「こんなことを聞いたのでおもしろく思わないんだね。

でもこの扇が私の興味をひくのだ。

この辺のことに詳しい人を呼んで聞いてごらん」

と言った。

🪷全文はこちらです。ぜひご覧ください🪷

 おいおい、惟光の母でもある乳母のところにお見舞いに行って

ホロリとさせる言葉を涙ながらに語る源氏に😢

一同 皆 感動してたというのに、

あんさん、速攻で女君のナンパ考えてますやん( ̄▽ ̄;)

そりゃ、惟光に また例の癖ね😅と思われても仕方ない。

白い儚げな夕顔の花 

まさに夕顔の花のような女君との恋のきっかけ🪷

でもね、夕顔の女君は 惟光のお母さんちのお隣さん💦

惟光にあれこれ探らせるわけよね(。・ω・。)

恋の狩人 光る君✨

ここまでくると天晴れでござる😂

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