源氏は情けない仏様? 末摘花の塩発言 Σ੧(❛□❛✿)
【第15帖 蓬生 よもぎう】
女王の兄の禅師も出た帰りに妹君を訪《たず》ねて来た。
「源大納言さんの八講に行ったのです。
たいへんな準備でね、
この世の浄土のように法要の場所はできていましたよ。
音楽も舞楽もたいしたものでしたよ。
あの方はきっと仏様の化身《けしん》だろう、
五濁《ごじょく》の世にどうして生まれておいでになったろう」
こんな話をして禅師はすぐに帰った。
(中略)
それにしてもこの不幸なみじめな女を捨てて置くというのは、
情けない仏様であると末摘花は恨めしかった。
源氏の君よ💦
末摘花の姫君は、狸や狐🦊が出そうな荒れた屋敷で待ってるんだよ💦
せっかく末摘花のお兄様の禅師を、
八講にお呼びになったのなら
ちょいとくらい思い出しても ええんでないかい?(⌒-⌒; )
兄上の禅師は、源氏を仏様の化身と申されたが、
そりゃ、末摘花の立場としては、
ほったらかされたままで 手紙一つよこさないのだから
ぼやきの一つも言いたくなる💦
情けない仏様‥そりゃそうだ🤣
源氏物語では、完璧な貴公子として描かれてはいるのだけど、
ちょこちょこ女君達は、源氏に対して塩発言も多いのよね💦
何気に、しれっと 書いてるし、
紫式部殿は案外 お茶目だったのかも🤭
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