google.com, pub-8944455872984568, DIRECT, f08c47fec0942fa0

源氏物語&古典🪷少納言の独り言

源氏物語&古典オタク 少納言のつぶやきでございます🪷

「女にしてみたい」は美男の表現? 若紫の父&藤壺の宮の兄の兵部卿の宮🌼と源氏の君🌸は、お互いを女にしてみたいと思う😳

https://4.bp.blogspot.com/-UPIQnfzeeW8/WJSLCP_8LjI/AAAAAAABBdg/xE9zQg-hW3QJEQNFIUMJXnwf807rGnzYACLcB/s800/hotoke_bosatsu_nikkou.png

〜(藤壺の兄、若紫の父の兵部卿の宮を)

このまま女にした顔を源氏は かりに考えてみても

それは美人らしく思えた。

藤壺の宮の兄君で、

また可憐な若紫の父君であることに

ことさら親しみを覚えて源氏はいろいろな話をしていた。

兵部卿の宮もこれまでよりも打ち解けて見える美しい源氏を、

婿であるなどとはお知りにならないで、

この人を女にしてみたいなどと若々しく考えておいでになった。

夜になると兵部卿の宮は

女御の宮のお座敷のほうへ はいっておしまいになった。

 

今の感覚では、男子を見て「女にして見てみたい」と思うというのは、

感覚としては遠い感じ。

ごっつい いかつい人には使わない表現なので、
「女にしてみてみたい」という言葉は、兵部卿の宮も源氏の君も

上品で繊細な感じの美しい方というのがイメージできまする💐

男らしい、女らしいという感覚は、

時代と共に変わるのかも☺️

 

【第7帖 紅葉賀】

藤壺《ふじつぼ》の宮の自邸である三条の宮へ、

様子を知りたさに源氏が行くと王命婦《おうみょうぶ》、

中納言の君、中務《なかつかさ》などという女房が出て応接した。

源氏はよそよそしい扱いをされることに不平であったが

自分をおさえながらただの話をしている時に

兵部卿《ひょうぶきょう》の宮がおいでになった。

 

源氏が来ていると聞いてこちらの座敷へおいでになった。

貴人らしい、そして艶《えん》な風流男とお見えになる宮を、

このまま女にした顔を源氏は かりに考えてみても それは美人らしく思えた。

藤壺の宮の兄君で、また可憐な若紫の父君であることに

ことさら親しみを覚えて源氏はいろいろな話をしていた。

兵部卿の宮もこれまでよりも打ち解けて見える美しい源氏を、

婿であるなどとはお知りにならないで、

この人を女にしてみたいなどと若々しく考えておいでになった。

夜になると兵部卿の宮は

女御の宮のお座敷のほうへ はいっておしまいになった。

 

🪷全文はこちらです。ぜひご覧ください🪷

 

源氏物語&古典 syounagon-web ぜひご覧ください🪷

https://syounagon-web-1.jimdosite.com

 

💠聴く古典文学📚少納言チャンネルは、聴く古典として動画。チャンネル登録お願いします🌷