我が子(冷泉帝)の女御に六条御息所の姫君をと考える。
恋には別れがあるが、
罪を共有する者同士には、別れはない‥
【第15帖 澪標🌊】
斎宮の将来をいろいろと考えている次第なのですが、
陛下もずいぶん大人らしくはなっていらっしゃいますが、
お年からいえばまだお若いのですから、
少しお年上の女御《にょご》が侍していられる必要があるかとも
思われるのでございます。
それもしかしながらあなた様がこうするようにと
仰せになるのに随《したが》わせていただこうと思います。
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そして、罪の証しである二人の子は帝に。
恋は消えてしまうかもしれないが、
罪を共有する二人は、永遠に別れることはない‥
可憐な皇女であった藤壺の宮は、
知らず知らずに したたかさもある強い母となった。
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