【第15帖 蓬生】
あの事変後の源氏は、いっさい世の中がいやになって、
恋愛というほどのものでもなかった女性との関係は心から消しもし、
消えもしたふうで、
遠くへ立ってからははるばると手紙を送るようなこともしなかった。
まだ源氏から恵まれた物があって
しばらくは泣く泣くも前の生活を続けることができたのであるが、
次の年になり、
また次の年になりするうちには
まったく底なしの貧しい身の上になってしまった。
底なしの貧しい身の上!(◎_◎;)
宮家の姫ですよっ‼️
皇族とはいえ、頼りになる人がいなければ
あっという間に零落してしまう恐ろしさよ💦
そして、源氏の君よ‥
一切の世の中が嫌になったからといって、
心から消しました。消えましたって💢
おいおい、ちょっと無責任じゃございません?🔥
末摘花の姫君、
鼻が普賢菩薩の乗り物だの、
赤い花だからベニバナ(末摘花)だのあだ名つけられて
やることなすこと ちょいとズレてるけれども
実に誇り高い純情な姫君👸
歳を重ねて、末摘花の魅力がわかってきました☺️
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