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源氏物語&古典🪷少納言の独り言

源氏物語&古典オタク 少納言のつぶやきでございます🪷

源氏の大ピンチの時に、惟光君は彼女の家?💦 彼は泊まり歩く家を幾軒も持った男であったから、使いはあちらこちらと尋ねまわっているうちに‥【第4帖 夕顔】

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〜ひしひしと足音をさせて何かが寄って来る‥

惟光が早く来てくれればよいとばかり源氏は思った。

彼は泊まり歩く家を幾軒も持った男であったから、

使いはあちらこちらと尋ねまわっているうちに

夜がぼつぼつ明けてきた。

 

【第5帖 夕顔】

灯はほのかに瞬《またた》いて、

中央の室との仕切りの所に立てた屏風の上とか、

室の中の隅々《すみずみ》とか、

暗いところの見えるここへ、

後ろからひしひしと足音をさせて

何かが寄って来る気がしてならない、

惟光が早く来てくれればよいとばかり源氏は思った。

彼は泊まり歩く家を幾軒も持った男であったから、

使いはあちらこちらと尋ねまわっているうちに

夜がぼつぼつ明けてきた。

この間の長さは千夜にもあたるように源氏には思われたのである。

 

やっとはるかな所で鳴く鶏の声がしてきたのを聞いて、

ほっとした源氏は、

こんな危険な目にどうして自分はあうのだろう、

自分の心ではあるが恋愛についてはもったいない、

思うべからざる人を思った報いに、

こんな後《あと》にも前《さき》にもない例となるような

みじめな目にあうのであろう、

隠してもあった事実はすぐに噂になるであろう、

陛下の思召しをはじめとして人が何と批評することだろう、

世間の嘲笑が自分の上に集まることであろう、

とうとうついにこんなことで

自分は名誉を傷つけるのだなと源氏は思っていた。

 

 やっと惟光《これみつ》が出て来た。

夜中でも暁でも源氏の意のままに従って歩いた男が、

今夜に限ってそばにおらず、呼びにやってもすぐの間に合わず、

時間のおくれたことを源氏は憎みながらも寝室へ呼んだ。

孤独の悲しみを救う手は惟光にだけあることを源氏は知っている。

惟光をそばへ呼んだが、

自分が今言わねばならぬことが

あまりにも悲しいものであることを思うと、

急には言葉が出ない。 右近は隣家の惟光が来た気配に、

亡き夫人と源氏との交渉の最初の時から今日までが

連続的に思い出されて泣いていた。

🪷全文はこちらです。ぜひご覧ください🪷

いつだって、源氏の君のそばにいる惟光これみつくん‥💦

それなのに、ああそれなのに(;ω;)

人生というものは、

こんな時に限って!(◎_◎;)

なんで、今なのっ、

と絶叫したくなるときが まま あるもの‥

だいたい、そもそも主人が源氏なんだから、

側近の惟光くんも 似たり寄ったりなのも仕方ない‥💦

ああ、ブルータスよ お前もか( ;∀;)

でも、一旦、源氏の所にもどったら、

火の玉小僧🔥なみの、働きを見せるのは、さすが惟光✨

グジグジ泣いてるだけ、

そのくせ、息絶えた夕顔の君に もう一度だけ会いたいとわがままこいて、

無理言って あげく、悲しみのあまり落馬したり🐎‥

手のかかる源氏を完璧なサポートで危機を乗り越えるᕦ(ò_óˇ)ᕤ

まるで保育士🤱‥

じゃない、最高の側近だぜ。

源氏の守護神、惟光くん٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

実は、惟光くんの令嬢が才色兼備👸源氏と縁続きに‥🙊

ネタバレになるので、また後の話

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